失活歯
こんにちは、五位堂いのうえ歯科クリニックです。
失活歯(しっかつし)をご存知でしょうか?
失活歯は、歯が悪くなった状態の一つで歯の神経が無くなったもしくは死んでしまった状態のことです。
その逆で神経もあり健康な状態の歯を生活歯と言います。
失活と生活。
歯科独特の表現ですね(^^)
生活歯に比べて失活歯は歯の寿命が一気に短くなります。
失活歯は死んだ状態ですので、硬いものを食べたりすると歯が折れたりします。
失活歯のまま放置しておくと、歯の色が変色してグレーがかったような濁った色になります。
根っこの中で死んでしまった神経をきちんと取らないと根っこの周りにまで炎症が広がる場合もあります。
生活歯の場合は硬いものが食べれたり食事で苦労する事は基本的にありません。
失活歯になると、見た目、機能的にも悪くなります。
さらに失活歯を放置するの、歯の中が化膿して抜歯というケースになります。
早めに神経の処置をする事が重要です。
むし歯があるけの、痛みがないからといって放置するのは大変危険ですので、早めの受診をお勧めします。
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