思春期性の歯肉炎
こんにちは、五位堂いのうえ歯科クリニックです★
歯肉炎は皆さんよくご存じかと思います。
この歯肉炎ですが、子供に、特に思春期になることがあるのはご存じでしょうか??
子供の歯肉炎の症状は、成人とほとんど同じで、歯ぐきの腫れや歯みがきの時の出血です。
この歯肉炎がひどくなると、口臭やお口の中のネバ付きなどの違和感も感じられます。
思春期性の歯肉炎は、小学生高学年、中学生に見られ、ホルモンの変化が関係していると言われ、清潔な状態でも起こります。
思春期はホルモンバランスの乱れや生活の変化により、歯ぐきの腫れや出血などの歯肉炎が起きやすい時期でもあります。
思春期性の歯肉炎の治療方法は、歯周病治療と同じで、次の通りです。
TBI・・ブラッシング指導(歯肉縁上)
TBIとはTooth blushing instruction、歯磨き指導のことです。歯磨きの方法にはさまざまな種類があり、歯の位置や年齢などに合わせて磨き方を使い分けていく必要があります。
当院では、歯科衛生士によるブラッシング指導を行っております。歯並びによってい磨き方も変わりますので、自分に合ったブラッシングを正確に出来る様、指導致します。
スケーリング(歯石除去)
超音波機器でブラッシングでは取り除けない部分のプラークを取り除きます。(歯肉縁下)
ルートプレーニング
ルートプレーニングは骨が失われたところに使います。歯根の粗い表面をなめらかにします。
歯肉を治りやすくするために、歯周ポケットに薬を入れることがあります。
思春期性歯肉炎は、先述しました通り、思春期のホルモンバランスの影響を受けて起こり、日々の歯磨きがきちんとできいても起こる可能性がある歯肉炎です。
お子様に、歯茎の腫れや出血など、このような症状がありました、早めに歯科医院を受診することをおすすめします。
それでは、また更新します(^^)
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