災害時こそ大切! お口のケア
こんにちは、五位堂いのうえ歯科クリニックです(^^)
今回は、災害と口腔ケアについて日本歯科医師会で動画で詳しくお知らせされていたのと、一般社団法人日本口腔ケア学会の災害時口腔ケアQ&Aがありましたので、そちらを更新したいと思います。
昨年は、西日本豪雨で被害がたくさんの地域でありました。
災害時に備える物を日頃から準備・整理しておくことが重要かつ大切だという事が分かりましたよね。
今回は、災害に備えて、とても大切な記事が日本歯科医師会に掲載されていましたので、そちらを更新します。
災害時に 後回しになりがちで 実はとても大切なのが、お口のケア。
そのために どんな備えをしておくと良いのか? 避難先などで 必要な物が無い時に、どうやってお口のケアをすれば良いのか?
今回は、具体的に わかりやすい動画でお伝えします。
一度はご覧頂き、必要なときには 何度でも見直して下さい。
今回のテーマは
「災害時こそ大切! お口のケア」
ハブラシ入っていますか?
#1「備えておくこと」 #2「自分でできること」
日歯8020テレビには、他にも気になる動画がいっぱいあります。
http://www.oralcare-jp.org/saigaiji/
一般社団法人 日本口腔ケア学会より引用しています。とても大切な事です。是非お読みください☆
Q1. 災害時にも「口腔ケア」(お口のケア)は必要?
被災後の不規則な生活(睡眠不足など)や栄養状態の悪化、口腔衛生状態の低下、義歯の紛失などが重なり、肺炎やインフルエンザ・カゼなどの呼吸器感染症を起こしやすくなることが知られています。阪神淡路大震災、中越・中越沖地震などでの経験からも、口腔ケアによる呼吸器感染症の予防が大切です。
呼吸器疾患予防のために、手洗いやマスクとともに、洗面などの清潔保持に必要な水の不足があるかもしれませんが、歯みがきやうがいなどの「口腔ケア」を必ず実施してくだ
さい。
Q2. 特に口腔ケアが必要な対象者は?
自分自身で口腔ケアが難しい方には介助が必要です。また、自分で口腔ケアが可能でも、高齢者で嚥下(飲み込み)に障害を有する方には、適切な口腔ケアが必要です。
最近の研究で、就寝中にムセなどの症状もなく唾液が気管に入り込み(=[不顕性]誤嚥)、[誤嚥性]肺炎を起こすことが明らかになってきました。
嚥下障害の自覚がなくても、肺炎で入院したことがある高齢者は、肺炎を繰り返しやすいため要注意です。
Q3. どのような口腔ケアが必要?
口腔を清潔にするための歯みがきとうがい、それを保つための保湿が大切です。
そして広い意味では、口から栄養や水分を適切に摂取することも心がけてください。
[誤嚥性]肺炎を起こす理由は、口腔や咽頭部にいる菌を嚥下障害のために気管・肺へ誤嚥するためですが、免疫力が良好であれば肺炎を起こさずに済むこともあります。
口腔ケアで口を清潔にしておくと、唾液がきれいになり、たとえ誤嚥しても肺炎を起こしにくくなります
。また口腔ケアの刺激で嚥下障害の改善を期待できますし、口から食べることは栄養状態を改善し、免疫力を向上させます。
続きは次回のブログにてご紹介いたします。
五位堂いのうえ歯科クリニック
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