歯磨きの仕方
歯磨きの仕方
【質問】
自分では1日3回、ちゃんと磨いているつもりすが、新しいむし歯が見つかりました。
磨きすぎで、歯が磨り減っていると歯医者さんに言われましたが、何故でしょうか??
【回答】
『歯ブラシが強く当たりすぎている(ブラッシング圧が強い)」
「歯ブラシが硬すぎる」
この様に注意されませんでしたでしょうか?
几帳面な方に良く見受けられるのですが、硬めの歯ブラシで、歯磨き粉をしっかりつけてバリバリ磨かないと、磨いた気がしないという方がいらっしゃいます。
確かに、朝起きて歯磨きをする時に口の中の爽快感を求め、バリバリ磨く事も気持ちが良い感じはあるかと思います。しかし、お掃除の事を想像して下さい。ほうきを力任せに使い毛先が強い力でねてしまい、うまくゴミやチリが集められなくなる事は分かりますよね。
ほうきの先がグネっとまがりねてしまっていると、掃除もうまくできません。
子供の歯ブラシの先でも同じ事が見受けられます。子供は力の加減が分からないので、力任せに歯を磨きがちなのです。歯ブラシもそれと同じで、強い力で歯に押し当てられると、毛先がねてしまい、うまく歯垢を取り除く事ができません。
歯と歯の間(歯間部)には毛先が入ってきませんので、むし歯の発生原因となってしまうのです。
ご自身に適した歯ブラシとブラッシング方法を、歯科医師、または歯科衛生士に指導して頂く事をお勧めします。
きちんと磨いていても、むし歯の原因となる歯垢は100%は取り除けませんので、必ず専門の器具で、定期的に除去する事をお勧めします☆
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