妊婦さんと歯周病の関係
こんにちは、いのうえ歯科クリニックです。
今週から少しづつ寒くなる様ですので、皆様、体調管理にはくれぐれもお気を付け下さいね(^^)
さて、当院では、小さなお子様からお年寄りまで幅広い地域の皆様の診療を行っております。
その中で、妊婦さんの歯の検診も行っています。
妊娠時はエストロゲンとういう女性ホルモンが多量に分泌される様になります。
エストロゲンが歯肉溝(歯と歯ぐきの境目)から流出してくるとそれを大好物としている歯周病菌が増えてきます。
その菌が増加する事によって、歯茎が腫れたり、歯茎から出血したりすると「妊娠性歯肉炎」が起こるのです。
妊娠性歯肉炎は妊娠2~3カ月から見られ、妊娠中期にひどくなります。
妊娠中は心身ともに不安定になりやすので、歯の治療も安定期(5~7カ月)に行う事をオススメします。
歯周病は陣痛を引き起こすプロスタグランジン産生を促進させてしまうので、早産や低体重出産の可能性も引き起こしてしまいます。ですのでお口の状態を出来るだけ綺麗に保つ事が大切です。
その他にも歯周病は全身疾患の関係があります。
歯周病と全身疾患の関係がある病気
1.糖尿病
2.心臓疾患
3.肺炎
4.低体重児出産
大事な妊婦さんのお口の管理を行いますので、お気軽にお越しください。
小さなお子様連れでも、おもちゃなどご用意しておりますので安心してお越しくださいませ。
それではまた更新致します。
奈良 五位堂駅 いのうえ歯科クリニック
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