フッ素について
こんにちは、五位堂いのうえ歯科クリニックです☆
今日はフッ素について、奈良県歯科医師会のホームページにありました内容をご紹介します(^^)
フッ素とは?
フッ素は、むし歯を防ぐ最も効果のある物質です。
フッ素は、下の図のように食品、水、土壌といった自然界に広く存在している自然の栄養(ミネラル)です。
フッ素は自然の栄養素(ミネラル)として、動物・植物など全ての生き物に含まれ、自然界では地球を構成している約90種類の元素のうち12番目に多い元素です。
また、フッ素は自然の海水中に1.3ppm含まれており、これまでの全ての生物の進化を支えてきた大切な物質でもあります。
このように、フッ素は、特別なものではなく、私たちの身の周りのどこにでもある普通の物質であり、健康な歯や骨のために必要な栄養(ミネラル)の一つなのです。
※ppmとは・・100万分の1の割合を表す単位。1%が100分の1の割合を表すことはよく知られていますが、1ppmは、さらに1万分の1のごく小さな割合を表す単位です。
例えば、全長1kmの長大な巻尺があったとすると、その最小目盛りの1mmがその巻尺全長の1ppmに相当する長さです。
別の例では、1リットル(1kg)の水に10gのフッ素が入っていればフッ素濃度は1%ですが、1mg(=1000分の1g)のフッ素が含まれていればフッ素濃度は1ppmとなります。
大分県歯科医師会「フッ素がいいのは『なしか』」より
フッ素の摂取と安全性・効果については、50年以上にもわたる専門学会や専門委員会、政府、各種の 国際機関および国際的な保健機関の特別協議会において幾度となく再評価され、証明されています。
現在では世界の150以上の保健関連団体がフッ素の安全性・効果を基にその利用を推奨しており、日本においても、日本歯科医学会・日本口腔衛生学会・日本歯科医師会・厚生労働省などが、むし歯予防のためのフッ化物応用の安全性を保証しています。
そして、厚生労働省が進めている「健康日本21」の政策の中にもフッ素の利用が盛り込まれています。
このように、世界ではもちろん日本においても、むし歯予防にフッ素を用いることは他のいろいろな予防法に比べ、最も有効かつ安全・確実な方法として推奨されています。
- フッ素利用を推奨している主な機関(日本)
厚生労働省 ・日本歯科医師会 ・日本歯科医学会 ・日本口腔衛生学会
https://www.nashikai.or.jp/index.html
こちらのサイトも是非ご覧下さい♪
それでは、また更新します☆
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