加齢と唾液の減少
こんにちは、五位堂のいのうえ歯科クリニックです。
お口の中の加齢による変化で重要なものとして、唾液の減少があります。
高齢の方は、お薬の服用で、降圧剤や抗不安薬の薬物の副作用によって、唾液の分泌が減少する傾向があります。
唾液が少なくなると、歯垢が蓄積しやすくなち、むし歯や歯周病の原因となったり、
また、口臭の発生や味覚障害や咀嚼機能の低下、嚥下困難など、さまざまな疾患を引き起こします。
唾液が減少し、お口が乾いた状態をドライマウスと言います。
唾液の分泌を良くするために、丁寧な歯磨きや、食事の際の咀嚼回数を増やしたり、シュガーレスガムを食べたりすることが有効です。
最近、なぜか口が乾くな、口臭が気になるな、と感じられましたら、一度、受診下さいね。
記事一覧に戻る