おくすり手帳
こんにちは、いのうえ歯科クリニックです。
歯科治療をしていく上で、現在受診しているご病気の有無や過去の病歴や飲まれているお薬、アレルギーなどをお聞きします。
歯の治療にお薬が関係あるの?と思われる方もいらっしゃると思いますが、歯科処置で出血する事もあり、お薬を処方する事もあります。
血液がサラサラになるお薬を飲まれている方の出血が伴う処置には、通常以上の注意が必要になります。
また、お薬を飲まれている方は処方するお薬との飲み合わせやアレルギーなどを考えなくてはなりません。歯科医院でも、お薬手帳はとても重要なのです。
お薬手帳が重要な理由
①院内で持病の発作が起こった時に、速やかに対処する
②血液がさらさらになる薬
血液をさらさらにするお薬を服用されている患者さんが、そのことを申告せずに、治療で歯を抜いたら、血が止まらなく大ごとになってしまいます。
③喘息の方
歯科の処方する痛み止めで発作が出る可能性が高まります。
歯科治療は十分な配慮を行い、治療後の経過を観察し安全に行うために、患者さんの持病や服用しているお薬について、できるだけ正確な情報が必要という事なのです。
院内で持病の発作等が起こった場合に速やかに対処する為にもお薬手帳は必要です。
『服用している薬によっては歯科治療ができず、休薬が必要』など、十分な注意が必要な場合もあります。
患者さまによってはどの様な薬を飲んでいるのか、ご自身で理解していない方もいらっしゃいます。
そんなときは「お薬手帳」をご持参いただくのが確実です。安全な歯科治療のためにも、ぜひご提示をお願いいたします。
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